熊本豪雨、球磨川氾濫

停滞する梅雨前線の影響で九州地方は4日、熊本県南部を中心に猛烈な雨に襲われた。県南部を流れる球磨川が広い範囲で氾濫し、沿岸の自治体で土砂崩れや浸水被害が相次いで発生。県内で17人が心肺停止状態で見つかり、1人が重体。7人が行方不明になっている。警察や消防、陸上自衛隊が救助に当たっているが、山間部を中心に救助が行き届かない地域もあり、被害がさらに拡大する恐れもある。

予測限界、未明の局地的な豪雨に避難の難しさが重なり、また自然災害は静かな山間部の光景を一夜で変えてしまいました。