日本の塗料最大手海外に買収
2020年8月21日
塗料国内最大手の「日本ペイントホールディングス」は、シンガポール企業に買収されると発表しました。
「名実ともに両者一体となった経営基盤を強化することが出来ます」(日本ペイントHD 田中正明社長)
「日本ペイントホールディングス」を買収するのは、シンガポール塗料大手で現在、筆頭株主の「ウットラム」グループです。
「ウットラム」が「日本ペイント」の第三者割当増資を引き受け、出資比率を現在の39%から58.7%に引き上げ、子会社にします。出資比率引き上げにかかる総額は、およそ1.3兆円になります。
買収後も「日本ペイント」の上場は維持される方針で、「日本ペイント」は経営基盤を強化し、海外事業の拡大を進めたい考えです。
TBS news