バイデン米大統領就任式

20日に行われたバイデン米大統領の就任式では、米シンガーソングライターのレディー・ガガが国歌を独唱したほか、米カントリー歌手のガース・ブルックスや米女優・歌手のジェニファー・ロペスがパフォーマンスを披露した。

レディー・ガガは、鮮やかな赤のスカートに、胸にはオリーブの枝を加えたハトをかたどった金のブローチという衣装で登場した。

歌唱に先立ちガガはツイッターに「過去を認め、現在のために傷を癒し、共に築く未来のために情熱を持ちたい」と投稿していた。

共和党支持者のブルックスは、アカペラで賛美歌「アメイジング・グレース」を歌唱。演奏後にはバイデン大統領やオバマ元大統領、ブッシュ元大統領、退任するペンス前副大統領らと抱擁や握手を交わした。

ジェニファー・ロペスは全身白のパンツスーツで登場。「わが祖国」や「アメリカ・ザ・ビューティフル」を、一部にスペイン語を交えて披露した。

祝賀行事は20日夜まで続き、6放送局およびソーシャルメディアを通じて2時間の特別番組が放送される。米俳優のトム・ハンクスが司会を務め、ロックミュージシャンのブルース・スプリングスティーンや歌手のケイティ・ペリーら多くの有名人が出演する。

2017年のトランプ前大統領の就任式には、有名人はほとんど出席しなかった。

ロイター編集