歴史的瞬間⁉︎
2020年4月21日
ニューヨーク市場の原油先物価格が史上初めてマイナスになりました。
何故このような現象が起きたかというと、まずは、コロナショックでアメリカ全土がロックダウンで外出禁止令が出され、経済活動がまともにされていません。そのため、みんなガソリンなどの原油を使うことが無く、実需からくる需要が無くなりました。そのため、原油価格が極端に減少し、それに加えて4月21日までに先物を入札し権利を持ち続けていると、実際に入札している分の原油現物が引き渡される事になってしまいます。実際に原油が引き渡されてしまうと、実需が無い中在庫を抱えないといけなくなり、海上での保管費用や港での倉庫費用が莫大になってしまいます。そのため、みんなその権利を手放したく、権利売りが乱発し価格がマイナスにまで下がるという現象が起きてしまいました。下記のツイートはうまくまとめられていますね。
参考文献:yahoo!ニュース 原油価格暴落でも買い手不在の理由、もはや価格の問題ではない
自分はこの変の分野にはついていけませんが、コロナの影響で今までにない状況下に陥っている事だけは感じます。
もちろん手放しで原油価格暴落を喜べる感覚ではなく、逆に先行き不透明さに不安の方が大きいです。